NAVIGATORS : Marica
Malcom McLaren Forever
04.12.2010
「私たちは若く、マルコムと恋に落ちました。当時もそして今も彼を美しいと思っています。カリスマがあり、特別で才能のある人でした」 (ヴィヴィアン・ウェストウッド)
ヴィヴィアンのこの言葉が、マルコム・マクラーレン氏の全てを物語っているのではないでしょうか。
アレキサンダー・マックイーンに続き、マルコム・マクラーレン氏の悲報。最も英国人らしい2人が立て続けにこの世を去ったのは、偶然とはいえ 残念過ぎます。。。
パンクにハマった10代の頃。映画「The Great Rock ’n’ Roll Swindle」で見たシニカルな笑顔と、ありえないほど似合ってたスカート男子っぷり!
Tシャツに書かれた「CASH FROM CHAOS」なんてふざけたメッセージも、とにかく恰好よくて。さんざんパンクを盛り上げた後は、トッととHip Hopへ移行、「スクラッチ」なんて当時はだーれも知りませんでした。
マドンナで有名になったヴォーギングも、実はマルコムが真っ先に仕掛けていたのだとか。。。
王道から外れて、どんどん違うところへ行こうとする気質は、思春期の頃に出会ったマルコムせんせーのせいだったのか!と、改めて、自分でも気がつかない間に 音楽、ファッション、思想と、あらゆる分野で大きな影響を受けていたことを再発見。
マルコムおよびピストルズ~ジーザス&メリーチェイン&プライマルスクリーム~ケイト・モスへと続く、ダメだけど最高に恰好いい英国人の足跡は、大袈裟でなく、後世に語り継がれるべきなのでは?!と強く思います。
そんなわけで、現世で入手できるマルコムの軌跡。
1. Malcom McLaren profile 1984
イギリスの長寿番組「THE SOUTH BANK SHOW」より、マルコム・マクラーレン特集をDVD化。ボーイ・ジョージをバックアップしてたのもマルコムだったりするから、普通にスゴイ。
2. ワールズエンド「DOCK ROCK」T-shirts
ピストルズの後、ヴィヴィアンと組んだ最後のブランド ワールズエンド。ケイト・モスの記事でゲスト出演してくれたア・ストア・ロボットのディレクターのMiyazaki氏からのレコメンドアイテムです。
マルコム自身がリリースした1stアルバム「ダックロック」をフューチャーしたもので、イラストはキース・ヘリング。つまり、ヴィヴィアン・ウエストウッド~マルコム・マクラーレン~キース・ヘリングのトリプルコラボレーション!!
3. Malcolm McLaren: Musical Paintings
2008年11/1~2009年1/24まで開催された展覧会を機に刊行されたもの。彼のワーク・イン・プログレス作品"Shallow"シリーズ1-21に、気鋭アーティストたちがコラボレーション。この顔ぶれの凄さ=マルコムの凄さ!!
(参加アーティスト) Damien Hirst, Jack Pierson, Rodony Grahamなど。
2009年には、突如SUPREMEとコラボして、パーカーやスニーカー、Tシャツ等をリリース。マルコムを知らない若い世代にもその偉大さを知らしめました。
その際のインタビュー動画がSUPREMEのサイトで見れます。ヴィヴィアンと同様に、超イギリス人英語で語るマルコムさんは、還暦過ぎてもエネルギッシュ。実は長年病と闘っていたとのことですが、全くそれを感じさせません。そんなところも含め、最後までマルコムはマルコムだったんじゃないでしょうか。
R.I.P
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