NAVIGATORS : Marica
夏休みの思い出にーフィッシュマンズ
08.21.2009
とある蒸し暑い夏の夜。青山の某カフェにて友人たちと"悪だくみ女子ミーティング"(笑)をしていたときのこと。
ふと会話が途切れた瞬間、店内に懐かしい歌声が響き渡る。
声の主はフィッシュマンズ 佐藤伸治、曲名はナイトクルージング。
独特の浮遊感のあるその声と曲を聞くうちに、ふと中・高時代の夏休みを思い出した。好きな音楽を聴きながら、友達と夜通し語り合ったり、行くあてもなく自転車を走らせたあの夏休み。
佐藤伸治の歌声って、あの頃の「青さ」と「せつなさ」が詰まっているよなぁ....。
そんな胸キュンな思い出と、楽曲と音の良さに、しばらくぼ~~~っと聞き入ってしまいました。
あまりの音質の良さに「某カフェのスピーカーって上等なのね」と思っていたのだけど、後で調べたらHQCDとSHMCDで関連作品が再発されたばかり。うーむ。高音質って、スバラシイ。
いや、むしろいまだに色褪せないフィッシュマンズのサウンドこそ凄いのかもしれませんね。いわゆるダブ系バンドでは、いまも国内最高峰なんじゃないかと。
実は、当時ライブハウスへ一緒に通った男友達のお兄さんがフィッシュマンズの初期メンバー。(3rdアルバム以降脱退)
当時M学院大学の学生だったお兄さんが夏休みで帰省するたびに、「これ、格好イイよ」と、最新のバンド情報を教えてくれたものです。ルースターズ、ストリートスライダーズ、爆風スランプ etc....。まだ彼らが有名になる直前、同世代の友達が誰も聞いてなかった音楽をキャッチして、かるーく優越感に浸っておりました(笑)。レゲエってジャンルを教えてもらったのもお兄さんだったし。
(フィッシュマンズの初期はレゲエベースなので、当然といえば当然の流れですね、いま思えば)
なーんて、、、、カフェに滞在した短い時間に ず~~~~んとタイムスリップしてしまいました。
お兄さんとのリアルな思い出があったのは事実ですが、それ以上にフィッシュマンズの深~いサウンドと、不思議な歌声がそんな時間に導いてくれたのだと思います。
間もなく夏は終わってしまいますが、そんな季節にこそぴったりの切なくて優しい音。これから聞いてみたいという方も、久々の方も、ぜひHQCDで。
その後 改めて映像など確認したのですが、久々に見た佐藤伸治の姿は、「植物そのもの」。いわゆる「草食系」なんかとも違って、ただそこに存在しているだけで、癒されるような、気になるような、不思議な存在感。そういう意味では、DVDもお薦めです。
余談ですが、その後お兄さんはグラフィックデザイナーとして活動していて、清志郎のアルバムジャケットをデザインしたりして活躍なさっているそうな。 どこかでバッタリ会ったらまた色々教えてくださいね^ ^;
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その後の音楽の在り方、制作アプローチを変えてしまった歴史的名盤。 SHM-CD&紙ジャケット仕様で再リリース。
