輝きは魔力か罪か罰か・ティファニーのルシダ

03.23.2009

Utako_l_Entry_450.jpg
人の趣向というものは、どうしてこうもうつろいやすいものなのでしょう。子供の頃大好きだったお菓子がいまとなってはまったく興味をひくこともなく、あんなにうつつをぬかしていたアーティストには見向きもしない。逆に、旅行に行くならアクティビティより温泉重視、年上よりも年下男子に魅力を感じる・・・。
そんな、以前はまったくもってどうでもよかったものなのに、大人になったから魅力的に見えるもののひとつにダイヤモンドがあるのではないでしょうか。
私もその一人。もちろん、昔から「キラキラ」は大好きだったけれど、あんなちっぽけな石ごときに大金を積むとは「なんてオバサン的発想なのだろう」と思っていました。しかし齢を重ねるごとに、あのダイヤモンド独特のキラメキの魔力に心奪われ、ものの見事に彼の地に堕ちていったのです・・・。

古来より、鏡が邪気をはね返したり、水晶や刀が神の象徴だったりと、光るもの・反射するものは神聖な意味をもって使われてきました。ダイヤモンドもそういった意味では、身につけていると自分をよい方向へ導いてくれるような気がします。そもそも、「ダイヤをつけてる」という気持ちだけでウキウキ、自然と笑顔になるけれど。
さて、ダイヤモンド・リングは大切な男性からいただくとして、自分で購入するなら、ネックレス。なんだか心臓と頭という精神面に最も近くて、ダイヤの浄化機能(?)を最も発揮してくれるのがネックレスだと思うのはわたしだけでしょうか?

このネックレスは、アメリカの超有名ジュエラー、ティファニーのもの。
ティファニーは、ティファニーブルーのブランドカラーと白いリボン、そしてなんといってもニューヨーク5番街の本店が有名。私も以前一度入ってみたことがありますが、一旅行者にとってはシルバーのフロアでさえなんだか居心地が悪い。もう少し、気持ちに余裕のある「大人」になったら再挑戦してみたいものです。
ティファニーといえば、エンゲージリングの原型ともいえるティファニーセッティングを生み出したブランド。エンゲージリングやマリッジリングをティファニーで購入される(された)方も多いのではないでしょうか。また元々は文房具屋さんがはじまりだったことから豊富に揃ったステーショナリーグッズの中から、ペンやレターセットをプレゼントされたこともあるかも。
外部のデザイナーとのコラボレーションも以前から行っており、グランサンクのような老舗メゾンの脈々とした歴史は持ち合わせていないけれど、毎回新作を登場させ新感覚を持ったフレキシブルなブランド、というイメージがあります。ティファニーブルーも、上品でありながら、同時にフレッシュさをイメージさせる色。

そんなティファニーのジュエリーには様々なデザインがありますが、これには「ルシダ」という名前が付いています。1999年に発表され、このカットに関しては特許をも取得しているそう。
この極限まで無駄をそぎ落としたとてもシンプルなネックレスが、はじめてちゃんとしたダイヤモンドを購入する私にとって、いうなれば入門編でありながらそれと同時に永遠不変だと思われたのです。緻密に計算されているけれどデザインされていないようで、かわいらしさなんてこれっぽっちも無いけれど、ダイヤにはこの潔さがとても似合う。私はそう思います。
ダイヤと同じもしくは少し厚いくらいの台座が付いていて、その台座が各面フレーム構造になっているため、素肌から少し浮いているように見え、さらにフレームの間から光が入るので肌に沈まずダイヤならではのキラキラを周囲にふりまきます。ですから、多少小さめのカラットでも意外と主張は強く、抜群の存在感を放つのです。(ただ、四角というのは、カラット数に比べると若干小さめに見えるそうなので、ぱっと見てわかりやすく大きいものを、と思うならばラウンドブリリアントカットなどを選ぶことをおススメします。)
チェーン部も細めのプラチナで、これが肌になじむことにより、さらにトップのダイヤが強調されるようになっています。

このネックレスがもとでダイヤにめろめろになってしまった私。母の持っているテニスブレスレットがいつかぽとりと私のもとに落ちてくれないかしら、などと夢想しながら日がな一日キラキラをながめています。




  • mono1
  • mono2
  • mono3
Utako_l_Mono_100.jpg

Tiffany Lucida ネックレス 

Tiffany & Co. 

4Cにより価格変動 

Available at

4Cとはカット、カラット、クラリティ、カラーのことで、ダイアモンドの品質をあらわしたものです。ルシダシリーズには様々なリングなどもあります。

Sign up for newsletters