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男性にあげると喜ばれるクリスマス・ギフトは?その4
12.09.2008
この年末は金融界の大揺れによる消費の冷え込み・・・なんていうクリスマスらしからぬ、浮かぬニュースも先行しておりますが、ガーリン読者にとっては年に一度の特別な勝負日でもあるはず。すでに綿密なプランをお立ての方もいらっしゃるでしょうが、やっぱり悩むのはメインイベントでもあるカレへのギフト。そこでご紹介するのは不景気に相応しく、お財布にも優しく実用的で、お洒落ゴコロも満足させて、おまけにアナタの手腕次第でセクシーなムードにも持ち込める優れモノでございます。
アタクシごとですが、けっこう男性用の下着が好きだったりします。あ、男性の下着姿ではありませんのでお間違えなく。仮にもアタクシ、ガーリンです(ホンマです)。いわゆる「ランジェリー」という見せるために存在する下着とは違って、メンズ物はスポーティーで動きやすいのが信条。素材も質実剛健なものが多いので洗濯もラクチンだし、なんと言っても、面積が小さく作ってある女性用には無い包み込んでくれるようなシッカリ感があるのも安心です。
アタシが男物パンツの魅力に目覚めたのは(笑)忘れもしないミレニアムの年末。お転婆ガーリン映画「チャーリーズ・エンジェル」のナタリー・クック(キャメロン・ディアズ)が、パジャマ代わりに身につけていた男物のローライズブリーフがキッカケでした。気分は夢の中のダンス大会のまま起き出したナタリーが、朝っぱらからブリーフいっちょで、腰をフリフリ踊りまくるハッピーな様子はカワイイのなんの。ミーハー魂に突き動かされ、「そうだ、アタシもブリーフを部屋着にしよう!」と当時アチコチ探し歩いたものでしたが、ちょうど殿方の間でボクサーパンツの人気が上がって来てはいたものの、ガーリン心に訴えかけるようなパンツは市場には無かった。
ところがひょんな事から、そんなガーリン心を鷲掴みにするようなパンツに遭遇したのです。「チャーリーズ・エンジェル」が公開された(なんと)半年後の01年にデビューし、その後のメンズ下着界を震撼させた「TOOT/トゥート」のパンツこそ、今回クリスマス・ギフト特集として妄想百貨店がおススメしたい逸品。創設者のお話によれば、ある日、パンツを買いに幅広い品揃えで有名な都内某百貨店に足を運んだところ、メンズ下着のあまりのバリエーションの無さに驚き、このブランドを立ち上げることを思いついたんだそう。まさにタイムリー、まさに有りそうで無かったビジネス。アタシを含め、流浪の旅を続けていたパンツ・ヒッピーは意外に少なくなかったのでしょう。痒いところに手が届く、アイデアいっぱいの「TOOT」の製品は、デビュー1年後にして織研新聞社が主催する全国百貨店ベストバイヤーズ賞を受賞するほど、バイヤーお墨付きのパンツとなったわけでございます。
「TOOT」製品の特徴は、立体裁断による新しい着け心地とファッション性の高い新鮮なデザイン。ブランド誕生から、そのパンツに対する真摯な姿勢を貫き、「たかがパンツ されどパンツ」をモットーに05年には九州に自社工場を設立。履き心地抜群のオリジナルのコットンストレッチ素材を中心にした品揃えで、確かな縫製技術と国内生産によるコストパフォーマンスの点でも、後続のブランドと一線を画す信頼が出来るブランドに成長しております。やや小さめな作りになっているため、Sサイズであれば女性も着用可能(レディースブランドのTOOTyGIRLもあります)というジェンダレスな展開も気が利いていて、メンズ下着ファンには嬉しい限りなのです。
そしてここからは妄想的プレゼントの渡し方必勝法(笑)。
●何事も実用第一な堅実派のカレの場合
「TOOT」ブランドのヒストリーやこだわりを頭に叩き込み、いちバイヤー的な感覚で選んだギフトであることを強調し、「感想を聞かせてね」と、カレのビジネスマン的な脳みそを刺激してみる。
●ファッションにポリシーありのお洒落なカレの場合
ちょっと他では見ないようなデザインや色使いがラインナップされているので、「TOOT」のパンツこそ、アナタのセンスの見せどころ。カレも「そう来たかー!」と、きっと刺激されるはず。
●ロマンチストで芸術家肌のカレの場合
イヴ・サンローランの言葉を借りて「男性を纏うことのできるもっとも美しい服は、愛する女が選んだパンツである」と蘊蓄のあるトークで、カレの感性を知的に刺激してみる。
●イライラするほどシャイで奥手のカレの場合
当日はカレとお揃いのパンツを自分でも着用して参戦。「アタシもお揃いなの。確認してみる?」とお茶目に、かつ、大胆に刺激してみる(さらに自分の殻に閉じこもっても責任は持ちませんが)。
「たかがパンツ されどパンツ」とはよく言ったもの。なんとか駆け込みでカレシをゲットしようと目論んでるアナタは、ダメだったら自分で履けばヨロシイですし、イベントに刺激されなくなったマンネリカップルなら、いっそパンツ姿でキャメロンよろしくダンスのプレゼントなんていうのもヨロシ。パンツひとつでも素敵なストーリーが生まれる予感がするクリスマス(笑)。誰に取っても一番身近な存在であるパンツだからこそ、大好きなカレには自分が選んだスペシャルを身につけてもらいたい・・・。そんな健気なガーリンさんのために、今日もパンツ界は進化し続けているのかもしれません。
Illustration by Yuki Kitazumi
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