NAVIGATORS : P.Y.T.
“変わらない“がイイ。ブラウンのアラーム・クロック
12.01.2008
ケータイにアラーム機能がついてずいぶん便利になったけど、「起床」という一日の中でもとっても大事なイベント?のすべてをケータイに託すのもなんだか不安な気がするし、私が一番気に入らないのは、アラーム・サウンド。これがどこもイマイチ。海外の旅に出ることも多いので、気楽にサクサク時間が直せるほうがいい。でも身近に置くものなので、やっぱり気に入った良いデザインで…いいアラーム・クロックないかなー...。と探してたどり着いたのが、ブラウンのAB1です。
「ああ、ブラウンの時計ね!」という方と、「え?ブラウン?ってあの髭剃りの?いやいや、えーと、コーヒーメーカーだっけ?」という方と大きく分かれると思うのですが、そうです。あの髭剃りで、コーヒーメーカーのブラウンです。知らない方のためにちょっとうんちく。ドイツはフランクフルトの郊外にあるクロンベルグに誕生したこのメーカーは、なんと80余年にわたってドイツ・プロダクトデザインのリーディング・ブランドで、あのバウハウスの遺伝子をも受け継いでいるのです。
AB1(その一連のシリーズ)が素晴らしいのは、何よりも必要な「機能」をすべて(!)備えていながら、それ以上の余計な機能やデザインが何もないことを徹底していること。それにつきます。あなたはアラーム・クロックに何を求めますか?私は最初にも書きましたが、何よりもアラーム音。ブラウンのそれは、「これぞアラーム!」と手をうちたくなるような元祖アラーム電子音です。それは、耳障りすぎず、かといって馴染みすぎない。感情はこめず、冷静に「お知らせ時刻です」と淡々と、でも確実に仕事をこなす感じ(笑)。ドイツ人の執事がいたら、こんな風に起こしてくれるんじゃないか、と思わせるような音なんです。
それから、寝ているときに枕元に置くものですから、時計のカチカチ音がしないこと。用のないときには、どこにいるかすらわからない。これについてもブラウン執事(笑)は徹底しています。ブラウン以外の同形態の時計と比べると雲泥の差です。これもちゃんと考えているなあ、と感心するところ。そして、もちろん時計として見やすい時間表示。長針と短針は、ブラック・タイプは白色。シルバー・タイプの盤面がホワイトには黒色。盤面からくっきり浮き上がる色を選んでいます。そして秒針は黄色、アラーム時刻を表わす針は、黒に針先がグリーンです。
こんな機能を備えていても、ルックスが愛せるものでなければガーリン的にはアウトです。自分の身の回りに置くものだから、気に入ったデザインじゃなきゃね、という難関も、ブラウン執事は何なく突破。私の場合、どっちかっていうと最初に見た目が気に入って、機能を見てったら、ありゃ、こりゃ全部考えられっちゃってるよ。いやはややるね!ってな具合だったんですが。アラーム・クロックのシリーズはいくつかバリエーションがありまして、ここでご紹介するAB1は、ま四角なシェイプに、時計に装着する単三乾電池とほぼ同じ幅の厚みがなんともかわいらしく、凸凹を排除したストイックなデザインが最高です。だけど、どこだかのデザインものみたいに「デザインしました!」な感じがしない。それはきっと機能と形の設計がすべて1つの哲学の元にトータルで考えられてるからなんでしょうね。
気になる価格も、世界最高の執事?!なのに、なんとたったの3150円!と、何から何までマス・プロダクトとして最良の結果を出しているのがコイツなんです。
しかし、最後に残念なニュースです。20年変わらなかったこのシリーズが、生産終了となってしまったこと!!!これは本当に惜しまれてなりません。現在市場に出回っているものですべて終わりなのですが、大量生産品だけにまだまだ在庫は各地にあります。だけど、ドイツ・デザインの最良の功績ともいえるプロダクトなんで、ぜひとも考え直していただきたいものです。
「ああ、ブラウンの時計ね!」という方と、「え?ブラウン?ってあの髭剃りの?いやいや、えーと、コーヒーメーカーだっけ?」という方と大きく分かれると思うのですが、そうです。あの髭剃りで、コーヒーメーカーのブラウンです。知らない方のためにちょっとうんちく。ドイツはフランクフルトの郊外にあるクロンベルグに誕生したこのメーカーは、なんと80余年にわたってドイツ・プロダクトデザインのリーディング・ブランドで、あのバウハウスの遺伝子をも受け継いでいるのです。
AB1(その一連のシリーズ)が素晴らしいのは、何よりも必要な「機能」をすべて(!)備えていながら、それ以上の余計な機能やデザインが何もないことを徹底していること。それにつきます。あなたはアラーム・クロックに何を求めますか?私は最初にも書きましたが、何よりもアラーム音。ブラウンのそれは、「これぞアラーム!」と手をうちたくなるような元祖アラーム電子音です。それは、耳障りすぎず、かといって馴染みすぎない。感情はこめず、冷静に「お知らせ時刻です」と淡々と、でも確実に仕事をこなす感じ(笑)。ドイツ人の執事がいたら、こんな風に起こしてくれるんじゃないか、と思わせるような音なんです。
それから、寝ているときに枕元に置くものですから、時計のカチカチ音がしないこと。用のないときには、どこにいるかすらわからない。これについてもブラウン執事(笑)は徹底しています。ブラウン以外の同形態の時計と比べると雲泥の差です。これもちゃんと考えているなあ、と感心するところ。そして、もちろん時計として見やすい時間表示。長針と短針は、ブラック・タイプは白色。シルバー・タイプの盤面がホワイトには黒色。盤面からくっきり浮き上がる色を選んでいます。そして秒針は黄色、アラーム時刻を表わす針は、黒に針先がグリーンです。
こんな機能を備えていても、ルックスが愛せるものでなければガーリン的にはアウトです。自分の身の回りに置くものだから、気に入ったデザインじゃなきゃね、という難関も、ブラウン執事は何なく突破。私の場合、どっちかっていうと最初に見た目が気に入って、機能を見てったら、ありゃ、こりゃ全部考えられっちゃってるよ。いやはややるね!ってな具合だったんですが。アラーム・クロックのシリーズはいくつかバリエーションがありまして、ここでご紹介するAB1は、ま四角なシェイプに、時計に装着する単三乾電池とほぼ同じ幅の厚みがなんともかわいらしく、凸凹を排除したストイックなデザインが最高です。だけど、どこだかのデザインものみたいに「デザインしました!」な感じがしない。それはきっと機能と形の設計がすべて1つの哲学の元にトータルで考えられてるからなんでしょうね。
気になる価格も、世界最高の執事?!なのに、なんとたったの3150円!と、何から何までマス・プロダクトとして最良の結果を出しているのがコイツなんです。
しかし、最後に残念なニュースです。20年変わらなかったこのシリーズが、生産終了となってしまったこと!!!これは本当に惜しまれてなりません。現在市場に出回っているものですべて終わりなのですが、大量生産品だけにまだまだ在庫は各地にあります。だけど、ドイツ・デザインの最良の功績ともいえるプロダクトなんで、ぜひとも考え直していただきたいものです。
---Advertise here------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------
- mono1
- mono2
- mono3
アラームクロック(AB1)
ブラウン
¥3,150-(税込)
Available at
幅56×高さ56×奥行き26mm。ブラック、シルバー、ブルーがあります。デザイナーは、数々の名作を手がけたディター・ラムズ。「よいデザインとは引き算のデザイン」という哲学が体現されています。「目覚まし」にこだわる方には、スヌーズ機能が優秀なAB7もオススメです。
