NAVIGATORS : P.Y.T.
靴フェチに捧げるバレエ・フラットのススメ、LANVIN
11.10.2008
久しぶりに靴フェチの時間がやってまいりました!
靴フェチ・ガーリンの指南その1は、女性をスタイル良く、美しく、セクシーに見せてくれるのは、ルブタンやマノロ、ジミー・チュウのヒールだということでした。そして、今回お届けするのは指南その2。活動的で動きやすく、チャーミングな魅力を引き出してくれるのは、なんと言ってもバレエ・フラット!
ブリジット・バルドーやオードリー・ヘップバーンといった、元祖・ガーリン・アイコンも愛用していたバレエ・フラット。恵まれたフィギュアにバレエで鍛えた優雅な身のこなしで、バレエ・フラットを履いて生き生きと動く二人は、羽のような軽さと妖精のような愛嬌がありました。これはヒールを履いていては表現できない魅力です。特にBB。彼女が黒のレオタードのようなプルオーバーに、ふんわり広がるギンガムチェックのフレアスカートや、真っ赤なカプリパンツと一緒に合わせていたのが、伝説の「repetto」でした。BBは「サンドリヨン」を全色オーダーしたことで有名ですが、「もう少し甲の浅いものを」とrepettoにお願いし、その名も「BB」のデザインを考案してもらったと言います。(このBBが今ではサンドリヨンと並んで定番となっています。)
そんな、過去のアイコンたちの遺伝子を引き継いでか、ハリウッドのスターやトップモデルたちも日常で頻繁に愛用するのが、バレエ・フラット。アンジェリーナ・ジョリーから、ケイト・モス、ソフィア・コッポラ、キャメロン・ディアス、サラ・ジェシカ・パーカー、ニコール・リッチー、シエナ・ミラー、ユマ・サーマン、ジゼル、そして最近はなんとあのジェニファー・ロペスまで…!枚挙に暇がないほど、ありとあらゆるセレブがバレエ・フラットを愛する理由はなんなのでしょう?
1つは、なんと言っても圧倒的に動きやすいこと。ヒールからフラットに履き替えたときの自由でどこまでも歩いて行けそう!な生き生きとした感覚は、スタイルが美しく見えることと同じくらい最高の気分です。2つ目は、フラットだけど、いわゆる健康靴やスニーカーと違って、女性らしいファッションを楽しめること。3つ目は、そのバリエーション。カーフやエナメル、コットンのギンガムチェック、サテン、ハラコ…などの素材の変化や、シルバーやゴールドのメタリック・カラーや、レオパード柄やプッチ柄などの個性的な柄物の展開、スタッズやハトメのロック風な加工など、その幅はかなりのものです。バレエ・フラットがすばらしいのは、どんな素材や柄でもあっても、どこか女性らしく可愛らしい「愛嬌」があることです。
だけど、わたしたち日本人にとって気になるのは、「スタイルが良くて足の長い外人セレブだったらいいけど・・・」という躊躇。どうも「足をより長く細く」見せることに適していないんじゃないか?という恐れです。が、これもチャレンジ精神次第なんじゃないかな?というのが私の持論です。スキニー・ジーンズだって、ミニスカートだって、身に着けるまでは自分の自信が必要なアイテム。でもひとたび自分が気に入るピッタリの形や丈を見つければ、不思議なことに体のほうがモノに寄り添って、フィギュアや見た目が少しずつ変わってキレイに見えてくることが多々あるんです。これホントに。
それでもまだ躊躇しているアナタに、少しティップスを。初めてバレエ・フラットを買う人にオススメしたいのが、甲のカバーができるだけ浅いスタイルを選んで購入することです。BBがこだわったように、浅ければ浅いほど、甲とふくらはぎの曲線が強調されて足首がしまって美しく見えるし、足から甲のラインが長く細く見えます。
その条件を満たす最高機種!が、前述したハリウッドセレブもこぞって愛用するLANVINのバレエ・フラットです。ちょっとお高いのが悩みどころですが、その価格を補って余りある価値があるので、ぜひ究極の一足としてご紹介したいと思います。
このバレエ・フラットは、バレンシアガのモーター・サイクル・バッグと同様、長いロング・セラーで、定番型として、毎シーズン少しずつ改良を加えながら新しいデザインが出ています。日本ではまだまだ取り扱いが限られていますが、私は数年前にNYのバーニーズやKirna Zabetetなんかで、ザーーーーッとすごい数並んでいるのを見て、「ああ本当にバレエ・フラットは定番なんだなー」と感心したことがあります。(ちなみに最近元祖のrepettoもマーケティングを強化したからか?、その並びに加わっています)。
最近主流となっているエラスティック・スタイル(足を入れるオープニング部分が伸縮するもの)の本家で、最高に皮が柔らかく、履きやすさはもう抜群!底が丸まった形は、履かないでも置いてあるのを見るだけでなんとも言えない愛らしさです。足をカバーするラインが浅ぁ~くできていて、コレ!と手を打ちたくなるほど美しくてシックで、LANVINをコピーした商品とはあきらかに違う、タダものじゃないさすがのクオリティなんです。そして驚くのがその軽さ。本当に計量して比べたことはありませんが、履いてる感覚としては、ハワイアナスよりも軽く感じます。それから特筆したいのがヒドゥン・ヒールです。内側に隠れて薄ぅーくヒールが入っているので、実は普通のフラットよりも地面の衝撃が緩和され、しかも足をキレイに見せてくれます。
最初に一足買うとしたら、黒の表皮が一番ベーシックで間違いがありません。アンジェリーナ・ジョリーが着用しているところを良く見ますが、もっともLANVINの素材の良さと履き心地を体現していてデイリーに履けます。表皮がちょっと地味かな?と思う方は、汚れやすくはありますがスウェードかサテンを。ニュアンスが出ます。それから、黒のパテントは、新・定番としてとても便利。このタイプはケイト・モスがヘビロテしています。ヴィンテージの花柄ミニのドレスに黒タイツと合わせて60's風に仕上げたり、彼女の大得意のジャケットにジーンズの組み合わせに合わせて女性らしさを加味していたりするコーディネートはサスガ。変わったところではシルバーやブロンズのメタリックが、意外にどんな服装にも合って、おしゃれで実は大活躍です。
ヒール一辺倒の方も、ちょっと気分を変えてバレエ・フラットの新しい魅力を発見してみてはいかがでしょうか?自分の中に今まで気がつかなかった純粋なガーリンごころを見つけるかもしれません。バレエ・フラット大好きな方は...。引き続きよいバレエ・フラット人生を!でもたまにはヒールの冒険もしてみてくださいね!(笑)
Photograph by Mii Sekiguchi
靴フェチ・ガーリンの指南その1は、女性をスタイル良く、美しく、セクシーに見せてくれるのは、ルブタンやマノロ、ジミー・チュウのヒールだということでした。そして、今回お届けするのは指南その2。活動的で動きやすく、チャーミングな魅力を引き出してくれるのは、なんと言ってもバレエ・フラット!
ブリジット・バルドーやオードリー・ヘップバーンといった、元祖・ガーリン・アイコンも愛用していたバレエ・フラット。恵まれたフィギュアにバレエで鍛えた優雅な身のこなしで、バレエ・フラットを履いて生き生きと動く二人は、羽のような軽さと妖精のような愛嬌がありました。これはヒールを履いていては表現できない魅力です。特にBB。彼女が黒のレオタードのようなプルオーバーに、ふんわり広がるギンガムチェックのフレアスカートや、真っ赤なカプリパンツと一緒に合わせていたのが、伝説の「repetto」でした。BBは「サンドリヨン」を全色オーダーしたことで有名ですが、「もう少し甲の浅いものを」とrepettoにお願いし、その名も「BB」のデザインを考案してもらったと言います。(このBBが今ではサンドリヨンと並んで定番となっています。)
そんな、過去のアイコンたちの遺伝子を引き継いでか、ハリウッドのスターやトップモデルたちも日常で頻繁に愛用するのが、バレエ・フラット。アンジェリーナ・ジョリーから、ケイト・モス、ソフィア・コッポラ、キャメロン・ディアス、サラ・ジェシカ・パーカー、ニコール・リッチー、シエナ・ミラー、ユマ・サーマン、ジゼル、そして最近はなんとあのジェニファー・ロペスまで…!枚挙に暇がないほど、ありとあらゆるセレブがバレエ・フラットを愛する理由はなんなのでしょう?
1つは、なんと言っても圧倒的に動きやすいこと。ヒールからフラットに履き替えたときの自由でどこまでも歩いて行けそう!な生き生きとした感覚は、スタイルが美しく見えることと同じくらい最高の気分です。2つ目は、フラットだけど、いわゆる健康靴やスニーカーと違って、女性らしいファッションを楽しめること。3つ目は、そのバリエーション。カーフやエナメル、コットンのギンガムチェック、サテン、ハラコ…などの素材の変化や、シルバーやゴールドのメタリック・カラーや、レオパード柄やプッチ柄などの個性的な柄物の展開、スタッズやハトメのロック風な加工など、その幅はかなりのものです。バレエ・フラットがすばらしいのは、どんな素材や柄でもあっても、どこか女性らしく可愛らしい「愛嬌」があることです。
だけど、わたしたち日本人にとって気になるのは、「スタイルが良くて足の長い外人セレブだったらいいけど・・・」という躊躇。どうも「足をより長く細く」見せることに適していないんじゃないか?という恐れです。が、これもチャレンジ精神次第なんじゃないかな?というのが私の持論です。スキニー・ジーンズだって、ミニスカートだって、身に着けるまでは自分の自信が必要なアイテム。でもひとたび自分が気に入るピッタリの形や丈を見つければ、不思議なことに体のほうがモノに寄り添って、フィギュアや見た目が少しずつ変わってキレイに見えてくることが多々あるんです。これホントに。
それでもまだ躊躇しているアナタに、少しティップスを。初めてバレエ・フラットを買う人にオススメしたいのが、甲のカバーができるだけ浅いスタイルを選んで購入することです。BBがこだわったように、浅ければ浅いほど、甲とふくらはぎの曲線が強調されて足首がしまって美しく見えるし、足から甲のラインが長く細く見えます。
その条件を満たす最高機種!が、前述したハリウッドセレブもこぞって愛用するLANVINのバレエ・フラットです。ちょっとお高いのが悩みどころですが、その価格を補って余りある価値があるので、ぜひ究極の一足としてご紹介したいと思います。
このバレエ・フラットは、バレンシアガのモーター・サイクル・バッグと同様、長いロング・セラーで、定番型として、毎シーズン少しずつ改良を加えながら新しいデザインが出ています。日本ではまだまだ取り扱いが限られていますが、私は数年前にNYのバーニーズやKirna Zabetetなんかで、ザーーーーッとすごい数並んでいるのを見て、「ああ本当にバレエ・フラットは定番なんだなー」と感心したことがあります。(ちなみに最近元祖のrepettoもマーケティングを強化したからか?、その並びに加わっています)。
最近主流となっているエラスティック・スタイル(足を入れるオープニング部分が伸縮するもの)の本家で、最高に皮が柔らかく、履きやすさはもう抜群!底が丸まった形は、履かないでも置いてあるのを見るだけでなんとも言えない愛らしさです。足をカバーするラインが浅ぁ~くできていて、コレ!と手を打ちたくなるほど美しくてシックで、LANVINをコピーした商品とはあきらかに違う、タダものじゃないさすがのクオリティなんです。そして驚くのがその軽さ。本当に計量して比べたことはありませんが、履いてる感覚としては、ハワイアナスよりも軽く感じます。それから特筆したいのがヒドゥン・ヒールです。内側に隠れて薄ぅーくヒールが入っているので、実は普通のフラットよりも地面の衝撃が緩和され、しかも足をキレイに見せてくれます。
最初に一足買うとしたら、黒の表皮が一番ベーシックで間違いがありません。アンジェリーナ・ジョリーが着用しているところを良く見ますが、もっともLANVINの素材の良さと履き心地を体現していてデイリーに履けます。表皮がちょっと地味かな?と思う方は、汚れやすくはありますがスウェードかサテンを。ニュアンスが出ます。それから、黒のパテントは、新・定番としてとても便利。このタイプはケイト・モスがヘビロテしています。ヴィンテージの花柄ミニのドレスに黒タイツと合わせて60's風に仕上げたり、彼女の大得意のジャケットにジーンズの組み合わせに合わせて女性らしさを加味していたりするコーディネートはサスガ。変わったところではシルバーやブロンズのメタリックが、意外にどんな服装にも合って、おしゃれで実は大活躍です。
ヒール一辺倒の方も、ちょっと気分を変えてバレエ・フラットの新しい魅力を発見してみてはいかがでしょうか?自分の中に今まで気がつかなかった純粋なガーリンごころを見つけるかもしれません。バレエ・フラット大好きな方は...。引き続きよいバレエ・フラット人生を!でもたまにはヒールの冒険もしてみてくださいね!(笑)
Photograph by Mii Sekiguchi
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靴箱も、めちゃカワイくてアガります。ランバン・ブルーに紺のリボン...。永久保存版です(笑)
