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ザ・ガーリン、オードリー・ヘップバーン。
10.13.2008
先日、ガーリン編集部で、「ガーリンな日本人は誰か?」というトピックで盛り上がりました。(その結果はまた何かの機会で紹介されると思います。)これが意外と難しく、私は皆さんの挙げる名前にナルホドなるほどと膝を打つばかりでした。
なぜだか日本人以外だと思い当たる人はたくさんいて、例えばその代表格ともいえるソフィア・コッポラやケイト・モスなどは、女性ならば誰もが憧れる存在ですよね。その理由についてはタラさんの記事をどうぞ。
タラさんの記事には、いつも「ガーリンな人」が数多く登場します。彼女なりのフィロソフィーというものさしで、「ガーリンな人」をはかってくれます。中でも私のお気に入りは、『ティファニーで朝食を』の主人公、ホリーに焦点を当てた、『ホリーの黒眼鏡』。記事でフォーカスされているのはホリーですが、そのホリーを演じたオードリー・ヘップバーン自身も、正真正銘のガーリン。そのガーリン・エッセンスは、彼女の美貌に、才能に、思想に、そして生き方そのものに溢れています。
オードリーのファンは世界中に星の数ほど居て、ファンである理由も星の数だけある訳だけど、その一ファンである私が、おこがましくも彼女がスペシャルである所以を一言で表現するならば、「オードリーの “コミットメント(「モノ/ヒト/コトとのかかわり)” はいつも真実」だったということ。仕事への責任や、人との係わり合い、問題への献身、など、コミットするもの全てに常に真剣で、誠実に接していたと、私は思うのです。そしてそれが彼女の魅力のエッセンスだとも。
そんなオードリー・ヘップバーンの人生がどんなものだったのか覗いてみたい、とファンならずとも誰もが思うのではないでしょうか。彼女に関する書籍やDVDは数えきれないほど出版され、インターネットでちょこっと検索しただけでも、情報が山ほど手に入ります。そんな中、他とは一線を画する本が2006年に出版されました。その名も、『オードリー・ヘップバーン・トレジャーズ』。まさにオードリーの宝箱のようなこの本には、彼女のパーソナルな歴史ががぎっしり詰め込まれています。実の息子であるショーン・ヘップバーン・フェラーによる序文に始まり、プロフェッショナルからプライベートなものまで幅広く厳選された約200点の写真、そして何よりもこの本を別なものにしたのが、彼女が実際に所有していたドキュメントのレプリカです。例えばこんなものが入っています:
・『ティファニーで朝食を』の直筆メモ入り脚本(PIC1)
監督のビリー・ワイルダー曰く、オードリーの撮影に対する準備はいつも万端だったのだそう。台詞の単語に不規則に引かれたアンダーラインがそれを物語っています。
・オスカー受領書(PIC2)
『ローマの休日』で主演女優賞を取った際のもの。受領書とは言っても、実際は「オスカー像を転売してはいけない」といった内容の契約書のようです・・・。
・戦時中の身分証明書(PIC3)
ドイツの占領軍によって発行された、オードリーの写真と指紋入りのID。ナチスによって多くの親族を失ったオードリーが受けた心の傷が、この身分証明書から伝わってくるような気がして、悲しい気持ちになります。
・カポーティからの手紙(PIC4)
『ティファニーで朝食を』の原作者カポーティは、ホリー役にマリリン・モンローを望んだというのは有名な話ですが、このオードリーへの手紙には、「オードリーとホリーは、同じくらい2人とも素敵な女性だ」といったことが書かれています。
・ジバンシィからのポストカード(PIC5)
世界で最も有名なリトル・ブラック・ドレスの一つであるホリーのLBDをデザインしたジバンシィにとって、オードリーは長年の彼のミューズでした。その2人の写真のポストカードに彼の直筆のメッセージ。これこそホンモノのセレブソサエティ!
ザ・ガーリン、オードリー・ヘップバーン。永遠の妖精。彼女の歴史に触れられるというこの贅沢、ファンのあなたも、そうじゃないあなたも、味わってみてはいかがでしょうか。

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写真200点、レプリカ34点を収録したオフィシャルブック。
