本物志向のニッチな香水、ラルチザン・パフューム

09.01.2008

第一印象はすごくいい香水でも、数時間つけることによって、その香りに酔ってしまい、頭痛やひどいときには吐き気までもよおしてしまうことがあるほど、重症な香水ピッキーの私。コスメショップにある香水サンプルを迂闊に試してしまい、その日一日を台無しにしてしまったことも・・・。

そんな私が、愛用する(できる)数少ないフレグランスの一つに、L'Artisan Parfumeur(ラルチザン・パフューム)があります。L'Artisan Parfumeurとは、「香りの職人」という意味なのだそう。今までさんざん繰り返してきましたが、私は「職人」という言葉が大好きです (笑)。

ラルチザン・パフュームは、1976年、パリに誕生。以来、ニッキア(ニッチ)フレグランス(*1)として、本物志向の人々から高い人気を得ています。「自然の中で過ごした素敵なひととき」を香りで表現するというコンセプトをもとに作られているとあって、ラルチザンの香水は人為的な香りがしません。頭痛がしない理由はここにあるのかも、と妙に納得。ラルチザン・パフュームは、非常に優しいフレグランスなのです。

ボトルはクラシックでエレガントな非常にパリらしい印象。さらに注目したいのが、そのポエティックなネーミング。Bois Farine (森のパウダー)、La Chasse aux Papillons (ちょうちょをつかまえて)、Mimosa Pour Moi (私のミモザ)、The Pour Un Ete (ひと夏の紅茶)、Mechant Loup (いじわるオオカミ)、 Drole de Rose (お茶目なバラ) など、独特な世界観を持っています。ソーホーにある路面店も、店内いっぱいにパリのような柔らかな空気が流れています。

ちなみに私の個人的な好みは、Premier Figuier (青いイチジク)。 最初は、イチジクの葉とも思える爽やかな香りで始まり、次第にフルーツの甘みが出てきます。

定番ラインの他に、旅シリーズ(旅先で出会った香りをキャプチャーしたライン)など、常に新しいクリエーションを発表しているので、こまめにショップに通って、次のお気に入りを見つけたいです。

(*1)ニッキア(ニッチ)フレグランス
大量生産、大量販売されるマスマーケット向けフレグランスに対して、販路を制限し、天然香料を使用することで高品質を維持する香水ブランド。ラルチザン・パフュームの他に、クリード、アニックグタール、サンタマリアノヴェッラなどが該当。


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フレグランス PREMIER FIGUIER (100ml)  

L'Artisan Parfumeur 

16,800 円(税込) 

ラルチザンパフュームジャポンのオンラインショップにて購入可能。ベルコモンズにある直営店ほか、デパートなどでも取り扱っています。 パリの本店では、パルファン・レヴェ(夢の香水)という香水のオーダーメイドが可能。お値段15,000€ (約250万円!)と、まさに「夢」ですね・・・。

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