NAVIGATORS : P.Y.T.
毎日の新・定番バッグ ゴヤールのサン・ルイ
08.25.2008
トート・バッグは、荷物を持ってあちこち移動する活動的な現代の女性の「認定!三種の神器」。
私が普段持ち歩いているものを思い浮かべると→手帳、ボールペン、メモ用のノート、携帯、お財布、リフレッシュのためのフリスク、リップクリームにグロス、お化粧直しのためのコンパクト(ほとんど活躍しないけど・・・・笑)、鍵、オプションとして、仕事で必要なときはLet’s noteのノート・パソコン、あとでジムに行くならスポーツができるウェアと着替え…。毎日これだけのアイテムは必ず携帯しているもの。みなさんはいかがですか?ちょっとずつ入れ替えがあったり、コンパクトに納めようと努力しても、最低限必要なものは、それなりの荷物になってしまうものです。
VOGUE編集長のアンナ・ウィンターやカリーヌ・ロワットフェルドのように、トップキャリアをキープしながらノーバッグ主義を貫く姿は究極のエレガントや美意識を感じさせはしますが、自分の代わりにデータを記憶するハードディスクや手足と代わりとして奉仕するアシスタントやシステムでもない限り、そんなスタイルは成り立たないわけで、ちょっと非現実的。それに、自立している女性だったら、自分に必要な荷物を自分で持って、颯爽とマルチタスクをこなしていく姿のほうが、アクチュアルで素敵なように感じます。
というわけで、A4サイズの書類が入って、急いでいるとき無造作に必要な荷物や道具を詰め込んでもOK、さらにその中にクラッチ・バッグを入れて、パーティがあるときにはさっとクラッチを取り出して外出、なんていうサイズと容量があること。そして、仕事でも、友達との映画やお茶でも、彼とのデートでも、できればパーティでも、1つのバッグさえあればどこにでも行ける身軽さと汎用性のあるデザイン。
それが、本当に私たちの女っぷりをあげてくれる日常に必要なバッグの要素ですよね。そんな用途にもっとも当てはまるのが、長い間女性に愛されてきたのが「ザ・クラシック」デザインであるトート・バッグ。エルメスやルイ・ヴイトンのようなハイエンドのブランドから、LLビーンのようなアウト・ドアブランドまで、トートは、どんなメーカーでも必ず出している定番型と言っても過言ではありません。
そんな数あるトート・バッグの中で、最近私がもっとも気に入っていているのがゴヤールのサン・ルイです。日本でも非常な人気なんで、いまさら説明も、という感じはありますが、3つの杉綾が「Y」のイニシャルをかたどったトレードマーク(「ゴヤール」と「樹木」を意味している)のイメージが強くて、意外と知られていないのがその歴史と職人の技です。
メゾン・ゴヤールとして1853年にサントノレ通り233番地に開業して以来、英国王室、アメリカ大統領、ロシア皇帝からアーサー・コナン・ドイル、パブロ・ピカソ、リッツホテルのオーナー、カール・ラガーフェルドやマドンナなどの顧客を持つ、フランスの老舗ブランドですが、1998年にゴヤールのコレクターであったシニョール家が買収。10年くらい前までは、エルメスやルイ・ヴィトンと比較するとさほど知名度がなかったブランドでしたが、ゴヤールの遺伝子を引き継ぎながらのリ・ブランディングが見事成功し、ここ5年くらいは世界のどの都市に行ってもゴヤールを愛用する女性を見かけるようになりました。
昔から特に香港の女性には絶大な人気があって、裕福な女性なら必ずと言っていいほど、1つはバイカラーのラインとイニシャルを入れたカスタマイズをしたサン・ルイを持っているのでインプットされてはいたんですが、ちょっと「マダム」過ぎるなあ、というのが、長い間の私が持っていた印象。ハードケースのトランクはデザインとして実にカワイイけれど、あれは荷物を持ってくれる人と一緒に移動することが前提なわけで、自分にとってはチト前時代的でそぐわない(ちなみに私にとってはグローブ・トロッターもそういう位置づけです)。ところが、ここ最近は、海外出張に行くたびに、フライト・バッグとして働く女性が颯爽とサン・ルイを持っているのを見て、ゴヤールのイメージが変わってきました。
で、たまたま友人が購入した白のサン・ルイを譲り受けるという機会があって、使いはじめたら、これが驚くほど使い勝手がよい!毎日気がつくと手にとっている始末で、あっという間に認定・新定番となったのでした。サン・ルイは、ゴヤールのシグネチャーでもある「トワル・ゴヤール」(コットン・麻を織り上げ、ステンシル加工でロゴマークのヘリンボーン柄を付けたキャンバス地に、天然アラビアゴムでコーティングした独自の素材)でできており、まず驚く&ありがたいのが、収納力があるのにこの軽さ!ガシガシ荷物をいれてもこれなら大丈夫。で、毎日使ってしまうことになるわけですが(笑)、ゴムのコーティングは耐久性、防水機能に優れていて、汚れてもさっとふけばきれいになるし、皮のバッグのようなクオリティ感があるので、どんな服装・オケージョンでも対応できるのも素晴らしい。ハンドルは皮で、細いから肩に負担があるかなあ、と思っていましたが、まるで大丈夫。
そして、とってもコンパクトに折りたたむことができるので、フライト・バッグとしてなど旅行先に持っていくにも最適。付属の小物入れは、シンプルなポケットがないトートだからこその気遣い。大事な鍵やなくしちゃいけない大切なものを入れるのにお役立ちです。
一目見て「ゴヤール」とわかるヘリンボーン柄は、シンプルだけど個性があるフランス的な美しいグラフィックで、サン・ルイのミニマルなデザインにもっとも映える気がします。色によってずいぶんイメージが変わるので、いろいろ選べるのもこれまた楽しい。私的には、白が一番のオススメ色です。白はこれみよがしな主張が控えめで、洗練された品があり、ひときわ垢抜けています。何にでも合う定番のバッグなのに、ちょっとしたアクセントになるのがさすが。でも、次は明るい青、それから赤、もしかしたら限定のピンクも実はイイかも…と、ついつい次々と違う色が欲しくなっちゃうくらい、サン・ルイの魅力は尽きないようです。
Photograph by Mii Sekiguchi
私が普段持ち歩いているものを思い浮かべると→手帳、ボールペン、メモ用のノート、携帯、お財布、リフレッシュのためのフリスク、リップクリームにグロス、お化粧直しのためのコンパクト(ほとんど活躍しないけど・・・・笑)、鍵、オプションとして、仕事で必要なときはLet’s noteのノート・パソコン、あとでジムに行くならスポーツができるウェアと着替え…。毎日これだけのアイテムは必ず携帯しているもの。みなさんはいかがですか?ちょっとずつ入れ替えがあったり、コンパクトに納めようと努力しても、最低限必要なものは、それなりの荷物になってしまうものです。
VOGUE編集長のアンナ・ウィンターやカリーヌ・ロワットフェルドのように、トップキャリアをキープしながらノーバッグ主義を貫く姿は究極のエレガントや美意識を感じさせはしますが、自分の代わりにデータを記憶するハードディスクや手足と代わりとして奉仕するアシスタントやシステムでもない限り、そんなスタイルは成り立たないわけで、ちょっと非現実的。それに、自立している女性だったら、自分に必要な荷物を自分で持って、颯爽とマルチタスクをこなしていく姿のほうが、アクチュアルで素敵なように感じます。
というわけで、A4サイズの書類が入って、急いでいるとき無造作に必要な荷物や道具を詰め込んでもOK、さらにその中にクラッチ・バッグを入れて、パーティがあるときにはさっとクラッチを取り出して外出、なんていうサイズと容量があること。そして、仕事でも、友達との映画やお茶でも、彼とのデートでも、できればパーティでも、1つのバッグさえあればどこにでも行ける身軽さと汎用性のあるデザイン。
それが、本当に私たちの女っぷりをあげてくれる日常に必要なバッグの要素ですよね。そんな用途にもっとも当てはまるのが、長い間女性に愛されてきたのが「ザ・クラシック」デザインであるトート・バッグ。エルメスやルイ・ヴイトンのようなハイエンドのブランドから、LLビーンのようなアウト・ドアブランドまで、トートは、どんなメーカーでも必ず出している定番型と言っても過言ではありません。
そんな数あるトート・バッグの中で、最近私がもっとも気に入っていているのがゴヤールのサン・ルイです。日本でも非常な人気なんで、いまさら説明も、という感じはありますが、3つの杉綾が「Y」のイニシャルをかたどったトレードマーク(「ゴヤール」と「樹木」を意味している)のイメージが強くて、意外と知られていないのがその歴史と職人の技です。
メゾン・ゴヤールとして1853年にサントノレ通り233番地に開業して以来、英国王室、アメリカ大統領、ロシア皇帝からアーサー・コナン・ドイル、パブロ・ピカソ、リッツホテルのオーナー、カール・ラガーフェルドやマドンナなどの顧客を持つ、フランスの老舗ブランドですが、1998年にゴヤールのコレクターであったシニョール家が買収。10年くらい前までは、エルメスやルイ・ヴィトンと比較するとさほど知名度がなかったブランドでしたが、ゴヤールの遺伝子を引き継ぎながらのリ・ブランディングが見事成功し、ここ5年くらいは世界のどの都市に行ってもゴヤールを愛用する女性を見かけるようになりました。
昔から特に香港の女性には絶大な人気があって、裕福な女性なら必ずと言っていいほど、1つはバイカラーのラインとイニシャルを入れたカスタマイズをしたサン・ルイを持っているのでインプットされてはいたんですが、ちょっと「マダム」過ぎるなあ、というのが、長い間の私が持っていた印象。ハードケースのトランクはデザインとして実にカワイイけれど、あれは荷物を持ってくれる人と一緒に移動することが前提なわけで、自分にとってはチト前時代的でそぐわない(ちなみに私にとってはグローブ・トロッターもそういう位置づけです)。ところが、ここ最近は、海外出張に行くたびに、フライト・バッグとして働く女性が颯爽とサン・ルイを持っているのを見て、ゴヤールのイメージが変わってきました。
で、たまたま友人が購入した白のサン・ルイを譲り受けるという機会があって、使いはじめたら、これが驚くほど使い勝手がよい!毎日気がつくと手にとっている始末で、あっという間に認定・新定番となったのでした。サン・ルイは、ゴヤールのシグネチャーでもある「トワル・ゴヤール」(コットン・麻を織り上げ、ステンシル加工でロゴマークのヘリンボーン柄を付けたキャンバス地に、天然アラビアゴムでコーティングした独自の素材)でできており、まず驚く&ありがたいのが、収納力があるのにこの軽さ!ガシガシ荷物をいれてもこれなら大丈夫。で、毎日使ってしまうことになるわけですが(笑)、ゴムのコーティングは耐久性、防水機能に優れていて、汚れてもさっとふけばきれいになるし、皮のバッグのようなクオリティ感があるので、どんな服装・オケージョンでも対応できるのも素晴らしい。ハンドルは皮で、細いから肩に負担があるかなあ、と思っていましたが、まるで大丈夫。
そして、とってもコンパクトに折りたたむことができるので、フライト・バッグとしてなど旅行先に持っていくにも最適。付属の小物入れは、シンプルなポケットがないトートだからこその気遣い。大事な鍵やなくしちゃいけない大切なものを入れるのにお役立ちです。
一目見て「ゴヤール」とわかるヘリンボーン柄は、シンプルだけど個性があるフランス的な美しいグラフィックで、サン・ルイのミニマルなデザインにもっとも映える気がします。色によってずいぶんイメージが変わるので、いろいろ選べるのもこれまた楽しい。私的には、白が一番のオススメ色です。白はこれみよがしな主張が控えめで、洗練された品があり、ひときわ垢抜けています。何にでも合う定番のバッグなのに、ちょっとしたアクセントになるのがさすが。でも、次は明るい青、それから赤、もしかしたら限定のピンクも実はイイかも…と、ついつい次々と違う色が欲しくなっちゃうくらい、サン・ルイの魅力は尽きないようです。
Photograph by Mii Sekiguchi
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サン・ルイ
ゴヤール
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職人が仕上げる少量生産で質を守っているため、「ゴヤール」の日本公認ショップは、LOVELESS(東京・青山)、伊勢丹新宿店(東京・新宿)、そして高島屋日本橋店(東京・日本橋)のわずか3店。
